kenkenkenjiro’s diary

些細な日常でも幸せを見つけられる。

祝宴!シェフと料理映画

9日目はスクワット110回。最近は、スクワットで空いた時間を有効に使えている、という意識があります。
実際20回のスクワットって5分もかからないし、外ではさすがにしないけど、手持無沙汰になった時にスクワットを始める習慣ができました。
レンジを使っている間とか、あとちょっとで洗濯終わるなーってタイミングに「じゃあスクワットしよ!」と思います。

前回つくった今年見たい映画リストを見直したんですが、ジャンルがゴチャゴチャすぎますね。
コメディからミステリーからドキュメンタリーまで、ラブコメがなかったのはそのタイミングに見たい作品がなかったからで、ラブコメも良く見るジャンルです。
私はジャンルで分けたら、青春モノ、音楽モノ、料理モノ、社会派、ドキュメンタリー、ヒューマンドラマ、といったところを好んで見ます。
恐怖映像系が苦手なのでホラーは一切見ません。お化け屋敷に一度も入ったことがない程のホラー嫌いです。

料理ものって言っても、定義が難しいので、私が見た美味しそうな料理がでてくる映画を紹介します。
まず「祝宴!シェフ」2014年日本公開 チェン・ユーシュン監督
私がこの映画に興味をもったのはチラシに使われている台湾料理が美味しそうだったからです。
チラシの表面は1色の背景で中央に料理、上部にタイトル「祝宴!シェフ」と書いてありました。チラシは確か6種類程あって、料理と背景は全て異なります。
表からの情報はそれくらいしか得られなくて、なんの映画なのか全く想像がつきません。そこで興味を持って予告編を見ると、ひたすら笑えるコメディでした。

ストーリーは、料理ができない主人公が、料理コンテストに出て父親のライバルと対決する話です。
台湾には伝説の料理人が3人いて、主人公の父親もその中の1人。実家のお店は賑わっていましたが、その父親の死をきっかけに経営が悪化。
紆余曲折あって母親、借金とりの2人、料理コーディネーター、お助け3人組みと一緒に料理コンテストに出場します。
このお料理コンテストは、節約レシピとか、アイディアレシピとか、そういったものではなくて、台湾での祝いの席に出せれる豪華な食事が審査対象です。
だから中華料理屋でもみたことのない料理が出てくる出てくる!色とりどり、調理法も食材もおもしろい。
3人の料理人のうち、1人(父親)は死に、1人はチキンやフライドポテトすら提供する料理人となり、もう1人はホームレスになっていました。
カバンの置き引きがきっかけで伝説の料理人(ホームレス)とであった主人公が、ダンボールを頭に被る場面が印象的です。
あと、借金とりの2人もきちんと料理の下処理から手伝ってくれるところがかわいいです。
相手は何年も修行してきた料理人たち、そこに素人の集団が乗り込むわけですがおもしろい結果になっているのでぜひ見てみてください。

私はこの料理で、卵とトマトの炒めを知りました。
台湾の家庭的料理だそうで、家ごとにレシピがある、と言われる程ポピュラーなものだそうです。
実はこの映画を見て台湾に興味を持ち、その後台湾に行きました。
北京ダックや豪華な食材を使った料理よりも、夜市で食べる料理に興味があったので、滞在中は夜市でご飯を食べていました。
その時の話もどこかで書いていきたいと思います。